2021年 年のはじめのご挨拶
2021年。今まで経験のない年になった2020年が終わり、新しい年の幕開けです。
旧年中は、こぶしの会の例会も中止になったり、オンライン開催を試みてみたり。
また、名古屋市立大学の香月先生の講演会が延期になったりと、その時々、スタッフの間でもラインなどで相談し、思いつくベストを選んできました。
その時に思うベストを選択することしかできなかったのですが、思えばそれって、どんな時でもそうすれば良いのかな、という気づきにもなりました。答えは、一つではない、ということ。
それまでの常識、当たり前が崩れ、ニューノーマル、という言葉さえ生まれた2020年。
摂食障害という病も、真面目で美しい生き方を追求し、こだわってしまう特性も、LGBTQなどと同じように、多様性の中の一つ。
誤解をされてしまうかもしれないけれど、本人がそのままでいたいなら、そのままで。
苦しい症状の中に隠された心の問題に向き合う環境が整ったら、自ずと回復していくように思います。
焦らないで。そうは言っても、焦ってしまう。そんな自分を認められたら、以前のいわゆるいい子ではないけれど、自分を優先できている、そんな自分にも「こんにちは!ようこそ」って、言ってあげられるのかも、しれませんね。
今年は、どんな年になるのか。
どんな活動ができるのか。
私たちにもわからないけれど、摂食障害の本人さんや、周りで戸惑いながらも懸命に支えようとしているご家族、関係者の皆さまのそばに、大丈夫!っていられるように。
いつもの、例会のあたたかいお部屋でお待ちしていますね。
本年もよろしくお願いします。
こぶしの会 スタッフ一同
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